Wednesday, September 21, 2011

シカゴ・B-cycle

8月の終わりの定点観測の結果、どうもあんまり成功していないかもと思ったレンタル・サイクル・キオスク。今日のトリビューンの速報によれば、わたしの予測に反して、どうやら来年の夏には、大々的なスケールでシカゴ市の公共交通手段のひとつとしてデビューするらしい。最初の年が自転車3000台とキオスク300カ所。3年後を目指して、自転車あと2000台とキオスク200カ所が徐々に追加されていく。バイク・シェアリング・プログラム、名付けて「Chicago B-cycle」 利用の仕方はいろいろで、たとえば75ドルの年会費を納めるとカギがもらえて、1回30分までならいつでも乗れる居住者向けのメンバーシップ・プログラム。1回30分を超えると追加料金がかかる。あるいは、ビジターや1回だけ利用する人向けの料金設定や、週単位のメンバーシップも考えられているらしい。いずれも、どこのキオスクで借りだして、どこで返却してもいいのだそう。盗難対策のために自転車には1台1台GPS追跡システムがついている。渋滞を緩和してシカゴをバイク・フレンドリーなモデル・シティしようと、市が1800万ドルの予算をつけて着手したプログラムなんだそうだ。エマニュエル市長の構想には、市内に100マイルの自転車専用レーンの設置も入っているらしい。自転車に乗るには覚悟がいるほどの厳しい冬をかかえるシカゴだけれど、うまくいくといいですね。問題山積のCTAの電車のほうにも、もう少しお金をかけてもらいたいんですが....

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