Sunday, September 11, 2011

ベアーズの巨大星条旗

ハーフ・マラソンからの帰り道、ソルジャー・フィールド周辺が大渋滞。そういえば今日はベアーズのシーズン・オープニングでもあったのだ。テールゲート・パーティに集まる人々で周辺はごった返していて、こちらではファンに赤・青・白の衣服の着用は求められなかったらしく、一帯がベアーズのチームカラー、オレンジに染まっていた。それでもアメフトだからもちろん、ここでもキックオフの前には、9-11のメモリアル・セレモニーが行われた。ロバート・デ・ニーロのメッセージで始まり、国歌は国歌斉唱スポーツ専門シンガーJim Cornelison(余談ですが、この人本職は不動産屋らしい)が感情たっぷりにとうとうと歌い上げ、フットボール・フィールドを覆い尽くすほどの驚くべき大きさの星条旗が、シカゴ緊急救急消防隊と警察隊、そして両チームの選手によって広げられた。会場はもちろん、USA! USA! の大合唱だ。わたしは常々、人数は多いし、場所はとるし、年間数えるほどしか試合がないのにバカでかいスタジアムはお金がかかるし、それでいてなかなか点が入らず、すぐプレーは中断するし、アメフトとはなんてムダの多いスポーツなんだろうと思っていたけれど(嫌いと言っているわけではありませんよ)、この笑っちゃうほどムダに大きい星条旗、いかにもアメフトファンが涙ながらに感動しそうな演出だ。こんなことにお金を使うなら、もっと他に使い道があるだろうと思ってしまうのはわたしだけ? この旗、このあとどうすんの!? 

あ、ちなみにベアーズ、シーズンは快調に白星でスタートだそうです。

No comments:

Post a Comment