Monday, September 19, 2011

Good Bye, Netflix!

最近はDVDも家ではあまり見なくなってしまった。そんなわけでしばらく放ったらかしてあったNetflixをやっと解約した。きっかけになったのは、他の多くの解約者と同じで、請求書の金額が先月までの10ドル79セントから突然17ドル26セントになったこと。きちんとした説明もないままにいきなり60%の値上げ。なんと60万人が離脱だそうだ。当たり前だ。そして株価大幅下落に焦ったNetflix、CEOからの長いお詫びのメッセージが今日、Eメールで届いた。「I messed up—わたしは失敗をした。みなさんに説明する義務がある」だってさ。値上げの理由は、オンライン予約でDVDを郵送するレンタルサービスと、オンライン・ストリーミングでの配信サービスを別事業にするため、料金体系も2本立てになり、2つのサービスに対する料金を合計するとそういう金額になるんだそう。古くからの顧客のことを考えすぎて新態のサービスへの移行に乗り遅れてしまった、AOLや大手書店Boadersの失敗の二の舞を踏まないための経営方針の素早い変更なんだそうだけれど、その理由を自らがていねいに説明しなかったことに対して「過去の輝かしい成功に慢心していた」と謝っている。値上げに対する消費者の敏感な反応もさることながら、日々新旧交代が起こっているメディア世界にあっては、Netflixのような成功している企業でさえ、その波を円滑に乗り切ることは難しいのだと実感させられる出来事だ。Netflix、来年の今頃もまだあるのだろうか....

最後のDVDを郵送で返却。Good bye Netflix!

2 comments:

  1. 最後のDVDは、なーにかな?
    近所のレンタル屋さんは、旧作が100円。
    とはいえ、多チャンネル時代、私も最近DVD観てないわあ。

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  2. クリント・イーストウッド監督、ショーン・ペン主役の「ミスティック・リバー」でした。よかったよ。イーストウッドの映画はどれもみんなすばらしいね。

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