Monday, November 28, 2011

Sushi Samba Rio

噂には聞いていたけれど、初体験のジャパニーズ・ブラジリアン・フュージョン、Sushi Samba Rio。なぜだかSex and the Cityを思い出してしまったインテリアは、高い天井に赤紫の照明で、寿司屋の典型的なイメージにはほど遠い。広大な空間にテーブル間のスペースをゆったりと取ってレイアウトされたフロアは、ちょっと前に流行ったような “ヒップ” な感じ、かといって時代遅れというほどでもない、ホテルのバーラウンジのよう。ウエイター・ウエイトレスとは別に、胸の開いたドレスでテーブル間をチェックしてお酒をついだりするお色気担当のおねえさんもいるのだ。ちょっと前までは週末にサンバのおねえさんも登場したらしい。今日は月曜だというのに、夜8時には店内は満席。ちょうど今ダウンタウンで行われている放射線学会の大規模なカンファレンスに来ていると思われる日本人の姿もちらほらと見られた。日本人寿司シェフのシゲさん目当てでこの店に行ったわたしたちは、フロアの中央にでんと構える寿司カウンターにすわって、シゲさんにおまかせで、本日の新鮮なネタを使ったお寿司を握ってもらった。アジ、カンパチ、サバ、キングクラブ、イカ、ネギトロなど、ちょっと炙ってあったり、ちょっとソースに工夫がしてあったりと、細かい演出が心憎いのだ。シャリの上品なサイズも、他の日本食店にはない気配りで嬉しかった。上品な前菜とお寿司を十分に堪能したので、ジャパニーズ・ブラジリアン・フュージョンの「ブラジリアン」の部分を試せなかったのがちょっと残念。

お店の真ん中にどか〜んと構える寿司カウンター
寿司シェフ・シゲさん。この店に来て8年だそう

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