フランク・ゲイリーによるデザインで異彩を放つ建物は、EMP (Experience Music Project) Museum。刺激的なのは外観だけでなく、ハイテクを駆使したインタラクティビティ盛りだくさんの音楽とポップ・カルチャーの展示空間もかなり遊べる。シアトル出身のグランジ・ロック・ミュージシャン、ニルヴァーナや、やはりシアトル出身のジミ・ヘンドリクスのギターや舞台衣裳などの常設展、そしてボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ジャニス・ジョプリンなどロック史上のスーパースターたちをフィーチャーした、ロック好きにはたまらないと思われる展示品の数々。それに加えて楽器演奏やカラオケ、ダンスにトライすることができるラボや、「アバター」などSF映画に用いられた特殊撮影の現場に入りこんで体験撮影が出来たりなど、博物館というよりはテーマパークと言った感じ。マイクロソフトの共同創始者であったポール・アレン氏が莫大な私費を使って作ったこの博物館、残念ながら当初見込んだ入館者数に達することができず現時点では採算が取れていないそうなので、興味のある人は今のうちに行っておいたほうがいいかも。
スペース・ニードル手前に鎮座する 斬新なアーキテクチャ |
見る角度によって色が変わる外壁は、3000枚もの カラー・アルミニウムとステンレス・スチール板でできている |
巨大スクリーンの前に贅沢なスペースをとって 座席が配置されたオーディトリアム |
80年代にシアトルから始まったグランジロックを含む ノースウェストのポップミュージック史の展示。 館内に設置されているヘッドフォンの数は 300を優に超えるのだそう! |
様々なインタラクティブで かなり遊べる博物館なのだ |
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