Sunday, July 1, 2012

ラビ二ア・フェスティバル

シカゴの夏といえば、ダントツにオススメなのがラビニア・フェスティバル。夏の3ヶ月間、クラシックからジャズ、ポップス、そしてダンスのパフォーマンスまで、幅広いジャンルの多彩なコンサートが連日開催されるラビニアは、シカゴ交響楽団の夏のベースであるとともに、バーンスタインやガーシュインも演奏した、なんと100年の歴史を持つ由緒ある音楽祭なのだ。メインステージのあるパビリオンの観客席に座ってじっくりコンサートを聴くのもいいけれど、ここではやっぱり、パビリオンの周りに広がる広大なLawn(芝生の広場)にピクニック・シートを広げて、友だちと一緒にピクニックをしながら演奏を楽しみたい。開演の2時間くらい前から陣取って、美味しいワインやチーズでおしゃべりを楽しんでいるうちにいつしか日も暮れ、涼しくなったたそがれ色の公園のあちこちにキャンドルの灯り。ホタルだって飛び交っちゃうのだ。ざわついていた公園も開演とともに静まりかえって、大人の時間だ〜、って感じのロマンチックなシチュエーションにすばらしい生演奏。本日のアーティストはハワイから、以前このブログでも触れたことのあるジェイク・シマブクロ。真面目でフレンドリーな人柄がそのまま音に表れる、聴かせるウクレレ。もう他には何もいりませぬ!

開演を待つ夕暮れ時のLAWN席
チケットがないとパビリオンには入れないけれど、
外側からもこれくらいは見えます。
左右の大きなスクリーンがかなり助かる!

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