Tuesday, June 26, 2012

シカゴ・モデル・シティ

2016年のオリンピック招致レースには勝てなかったけれど、やっぱりシカゴはきれいな街だ。市の中心400ブロックを約30㎡のスペースを使って3Dモデルにした、The Chicago Modelは、Chicago Architecture Foundationが入ったビルの、スカイライトが明るいアトリウムで見ることができる。巨大な高層ビルを細部に渡って忠実に表現した技術はため息モノだし、市内のいろいろな地区のそれぞれの持ち味が見え隠れするあたりには、製作チームの地域に対する愛情が感じられて思わす笑みがこぼれる。白と淡いグレーの濃淡で統一されたカラーは、明るいアトリウムにひときわ美しく、ガラスで囲うなどのプロテクションが一切施されていないのにはちょっと驚き。夢中で見入っていてコーヒーこぼしちゃったりする人、いないんだろうか! 展示はオリンピック開催候補地に上がっていた頃の2009年から始まったそうだけれど、新しい建築物が出来たり改築があったりすると、そのたびにアップデートされているという。ジョンハンコック・センターの展望階からの夜景も必見だけれど、シカゴの全体像をひと目で把握しようとするならここもオススメ。そして、入り口のCAF・ギフトショップには結構おもしろいアイテムたくさんあって、意外に楽しめる穴場観光スポットなのだ。

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