Tuesday, August 14, 2012

モレイン・レイク

カナディアン・ロッキーの宝石と呼ばれているそう。モレイン湖。朝がいいということなので朝食をスキップして訪れたけれど、ちょっと早すぎたのかな。両脇にそそり立つ山々の影になって、有名な湖面のコバルトブルーはまだ現れない。でも観光客が押し寄せる前の時間帯なので、森と湖と、怒濤のごとく頭上にせまる峰々は神秘的な静寂に包まれている。モレインとは氷堆石という意味で、雪解け水と一緒に流入する氷河によって削り取られた微細な土砂が湖水を浮遊し光の屈折を作って、刻々と水の色を変化させるんだそうだ。感嘆のため息も、トレイルを踏みしめる足音も、深い自然の中に吸い込まれていくようだ。

ひっそりと雄大な姿を見せる早朝のレイク
かわいい家族が湖面を散歩中
森の中に吸い込まれていくようなトレイル・ヘッド
湖畔のステキなロッジで朝食。暖炉の火があたたかい

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