Wednesday, November 27, 2013

グリーン・ミル

シカゴ最古のジャズ・クラブと言われるグリーン・ミル。その昔アル・カポネ一族が経営し、禁酒法時代のモグリ酒場としても有名だったのだそうで、今でもバーの正面にカポネの席、店の入り口側を向いているガードマンの席がそのままに残っている。ちなみに店名のグリーン・ミルとは、パリのムーラン・ルージュ(フランス語でレッド・ミル)をもじっているんだって。

そんな、ジャズ・クラブというよりは酒場と呼んだほうがぴったりな雰囲気のこの店で、今日はAlfonso Ponticelli & Swing Gitanのジプシー・ジャズを聴いた。ジャンゴ・ラインハルトのジプシー・スウィングのスタイルを引き継ぐ6人組のこのバンドはシカゴのローカル・ミュージシャン。毎週水曜日にグリーン・ミルで演奏している。素晴らしい演奏テクニックと、アコースティックで軽快なリズムとサウンドがすごく楽しくて飽きさせないライブ。普段ライブに行ってもせいぜい2セットしか見ないのだけれど、今夜は3セット全部見ちゃった。最後まで盛り上がりっぱなしで、終わったのは夜中の1時半! 明日がお休みでよかった!


No comments:

Post a Comment