Saturday, April 19, 2014

日本館

シカゴから車で南に下ること2時間半。シャンペーン・アーバナのイリノイ大学日本館に行って来た。お天気がよくて気持ちのいい春の週末。日本館正面の桜並木のサクラが咲いているのを期待したけれど、今年の寒さはここシャンペーン・アーバナにも強い影響を残したようで、蕾はまだ固かった。日本館では、午前の生け花ワークショップに続いて、午後は地元の高校生向けのお茶のデモンストレーションが行われていた。日本のアートを教える立派な大学の施設は、この小さな中西部の街で日本文化のコミュニティ・センターとしても機能している。以前この大学街に住んでいた頃は、ワタシにとっても心のよりどころとなる場所だった。館内は香の香りかぐわしく、床の間の掛け軸の前に座れば気持ちが引き締まる。お茶のお稽古やボランティアに通った日々がよみがえり、ここで出会った人々や、いろいろなことがあったシャンペインでの暮らしが懐かしく思い出される。暖かい春の日差しを浴びて、豊かな自然が美しい日本館周辺をゆっくりお散歩したかったけれど、土曜日の夕方のシカゴの渋滞が気になり、今日は早々に退散。また今度ゆっくりね。

この部屋を前にすると、日々の喧噪を忘れ気持ちがすっきりと洗われる
地元の高校生に向けて行われていた
茶の湯のデモンストーション。
賑やかなティーンエイジャーたちも神妙な表情
日本館へと続く桜並木。満開時は見事だろうなぁ....
蕾がね、がんばって開こうとしています。もう少し!

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