Wednesday, October 16, 2013

シカゴ・インターナショナル・フィルム・フェスティバル

毎年10月に行われるシカゴ・インターナショナル・フィルム・フェスティバルは、日本映画が大きな劇場スクリーンで観られる唯一のチャンス。毎年何が来るか楽しみにしているのだけれど、今年は強力なのが来ましたよ『そして父になる』 カンヌで賞を取ってるし、是枝監督+福山雅治だしってことで、前売りまで買ってはりきって観に行った。始まったらスクリーンの枠とフィルムのフレームがぴったり合ってなくて、字幕がはみ出て読めずにブーイング。5分くらいのところで中断して上映し直し、ちゃんと字幕が入ると周囲から安心のざわめきが。アメリカだわ〜。

号泣するという話を聞いていたので涙覚悟で観ていたけれど、それよりは、ちょっと痛くてあったかいジャブが要所要所で心に響いたって感じだった。隣に座ってたアメリカ人男性は、ティッシュ取り出して泣いてたけれどね。わたしには子どもがいないので、子どものいる人とはちょっと感じ方が違うのかも。それにしても福山さんはかっこよすぎます。ちょっと傲慢なエリート役がよくはまってた。リリー・フランキーさんもいい味。そして出て来る子どもたちがみんな上手でカワイイ〜! 『Like Father, Like Son』と訳された英語題がなんだかピンと来てなかったのだけれど、映画を観たらあぁなるほどねと、これも納得。今年もいい作品を持って来てくれて、映画祭ありがとう!

余談ですが、ウワサによれば日本領事館ったら、この映画祭に是枝監督と福山雅治の招待を試みたけれど、ファーストクラスの飛行機代が出せなくって断念したんですってよ。ちょっとちょっとちょっと〜、それくらい出してよね、領事館!


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