Friday, May 9, 2014

オズの魔法使い

愛犬のトトと共に突然の竜巻に巻き込まれてオズの国へと飛ばされるドロシーは、脳みそを持たないカカシ、心を持たないブリキの木こり、勇気を持たない臆病ライオンをつれて、どんな願いをもかなえてくれる魔法使いが住むというエメラルドの都を目指して旅立つ…. 大好きな『オズの魔法使い』のミュージカルを初めて生の舞台で観た! 児童文学として書かれたのは100年以上も前、ジュディ・ガーランドが演じた映画からも75年、その後たくさんの続編も作られている言わずと知れたクラシックだけれど、あらゆる場面にアメリカ文化が理想とする価値観の根っこを感じるホントに良くできた話ですね〜。今観てもちっとも古くない。そして、ドロシーの感情の高揚とともに全部で3回出て来る『オーバー・ザ・レインボー』の熱唱は、お話の進行とともに少しづつ意味が変わって行って、そんなことにもあらためて感激しちゃった。最新のテクノロジーで見せる竜巻シーンがあるかと思えば、100年前でもそんなに変わらないだろうと思われるいかにも手作りっぽいシンプルな演出もあり。そしてなんと言っても生のオーケストラの演奏は素晴らしい。客席にドロシーの格好をしたお子ちゃまたちがたくさんいるのも微笑ましい光景でした。

クラシックな装飾がゴージャスな
Caddilac Palace Theaterにて

No comments:

Post a Comment