数あるシカゴの夏の野外コンサートの中でも、やっぱりここはダントツに格が違う。ラビニア・フェスティバル。クラシックからジャズ、ポップス、そしてダンスのパフォーマンスまで、幅広いジャンルの多彩なコンサートが連日開催されるラビニアは、シカゴ・シンフォニーの夏のベースであるとともに、バーンスタインやガーシュインも演奏した、なんと100年以上の歴史を持つ由緒ある音楽祭なのだ。パビリオンの指定席に座ってじっくりコンサートを聴くのもいいけれど、ここではやっぱり、パビリオンの周りに広がる広大な芝生にシートを広げて、友人たちとピクニックしながら演奏を楽しみたい。今日は、シカゴ・シンフォニーがイケメンの若手バイオリニストJosua Bellをゲストに迎えての演奏会。ワタシたちは開演の2時間前からパビリオン正面の芝生に陣取った。開演までの時間、シカゴ・シンフォニーの日本人ビオラ奏者ユキコさんもピクニックに加わってくれた。本番直前なのに、リラックスしてワインもお飲みになっていましたよ。さすが! 美味しいワインやおつまみでおしゃべりを楽しんでいるうちにいつしか日も暮れ、夜風の爽やかなトワイライトの公園ではあちこちにキャンドルの灯り。ざわついていた公園も開演とともに静まりかえって、美しいオーケストラの演奏とともに大人の時間がやってくる。あんまり気分がいいから、ワタシはちょっとの間、演奏聴きながら眠りに落ちちゃったかも….
ピクニックのお弁当。ラビニアに行くのは準備から楽しめます |
Josha Bellが出るとあって今日は芝生も満員 |
指定席のチケットがないと入れないパビリオン内部も これくらいだったら外から見えます。 さっきまで一緒に飲んでたユキコさんの演奏する真剣な表情が 画面に大写しになって別人みたい。かっこいい〜! |
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