Tuesday, July 29, 2014

Jews and Arabs Refuse to be Enemies

ガザ地区では依然として戦闘状態が続いていて、イスラエルが今月初めに空爆を開始してから、死者は1000人を突破したと言われている。40億ドル相当の天然ガスが眠っていると言われるガザ地区は、イスラエル側としては決して譲れぬ資源の宝庫。一方パレスチナ側は人間の盾を用いてこれを死守しようとしているわけだ。連日メディアに流れる泥沼化する戦況と痛ましい映像。そんな中、アメリカでは#JewsAndArabsRefuseToBeEnemiesと称して、人々がソーシャルメディアを通じて、平和と共存への願いを訴え始めている。ユダヤ人とアラブ人のカップルが仲むつまじい写真をアップしたり、ユダヤ人とアラブ人の間に生まれた人たちが、平和へのメッセージをプラカードにしたり。

世界各国からの移民が集まるアメリカ都市部では、ワタシの周りにもたくさんのユダヤ系の友人がいるし、そうかと思えば中東系の同僚やご近所さんだって少なくない。無責任な発言をして誰かを傷つけるかもと思うと政治的な意見を言うのはどうしても躊躇してしまうけれど、こんな風にメッセージを送れるなら悪くないよね。愚かな政治的争いにも影響を及ぼせるくらい、もっともっと大きな波になって欲しい。ソーシャルメディアという媒体だからこそできることかもしれない。

1日も早く双方が停戦合意し、平和が訪れますように。小さなことしかできないワタシは、勇気あるメッセージに「いいね」をクリックし続ける。


↑ 画像はフェイスブックとツイッターから

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