Monday, July 21, 2014

シカゴ寄席

今年も待ちに待った柳家さん喬師匠のシカゴ寄席。以前はバーに即席の高座を作って手作りで開催していたプライベート寄席も、ここ1〜2年で急に大きくなり、100人を超えるお客さんを迎えて、メディアの取材も入るような立派な「パブリック・イベント」に成長した。個人的にはプライベートだった頃の贅沢さが懐かしいような気もするけれど、こうして大きな会場で大勢の海外在住日本人に噺を聞いてもらえるほうが、噺家さんとしては嬉しいだろう。今回はさん喬師匠の独演会で、「長短」「船徳」「八五郎出世」と、古典落語の3演目。一瞬にして引きこまれ、情景がありありと浮かんでくる噺の力はもう魔術のよう。途中でおまんじゅうが食べたくなったり、美味しそうなお酒に思わずごくりとしたりして、観ている方も忙しいのだ。大爆笑しながら同時にほろり、あぁ、日本人っていいですねぇ。

日本人が多く住む郊外シャンバーグの
コミュニティ・アートセンターにて
会が立派になって、写真も撮らせてもらえなくなっちゃったからね、
↑ コレはおととしの写真から

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