今週は旧正月。チャイニーズ・ニュー・イヤーということで、チャイナタウンをはじめとして、シカゴでも様々な場所で中国のお正月を祝う行事が行われている。ウチのちょっと北にある小さなベトナム街アーガイルでも、今日は獅子舞が披露された。規模的にはとても小さなお祭りで、おそらくチャイナタウンのパレードなどに比べたらうんと簡素でテキトーなんだと思うけれど、時間になると地元の人たちがひょこひょこっと出て来て、あっという間に準備を整えて、地域や商店街の有力者の挨拶もMCも何もなしで、ささっと始まってしまった。獅子舞のダンサーやドラマーたちはみんな若い男の子たち。そばで聞いていると、顔は中国系でも、お互い英語で会話をしているので、おそらくはアメリカで生まれた2世3世以降の子どもたちだと思われる。こうして次の世代にきちんと自分たちのルーツを学ばせ、伝統を引き継いでいくコミュニティは立派だなぁ。寒いシカゴの旧正月に、手作り感たっぷりのあたたかいコミュニティの絆を見せてもらったって感じだ。寒いので、ベトナムのスープヌードル・フォーでも食べて帰ろうかね。
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まずはドラムのグループが出て来て演奏が始まる |
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紅白2種のライオンの舞。ふたりひと組のダンサーは、
まだティーンエイジャーって感じの男の子たち |
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ご祝儀をもらっています |
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ヌードルやさんの屋上から下がったレタスとご祝儀。
ライオンが飛びついてご祝儀をもらう技を見せる |
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時期的にとても寒々しい風景だけれど、
それでもお正月とあってけっこうな人出 |
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