Monday, February 2, 2015

スーパーボウル・コマーシャル

二日酔いやら胃のもたれやらのクスリが1年で一番売れるとも言われている、スーパーボウル明けの月曜日。試合の結果もさることながら、この日に話題になるのは、100万ドルとも言われるスポンサー料を投じて各社が競うコマーシャルの、どれが一番よかったか。世界でいろいろと残酷なことが起こっている時代を反映してか、今年は真面目なヒューマニティものがベストに入っているのが目についた。

ワタシの今年のベストはコレ。アメリカンファミリー・インシュアランス ↓ シカゴ出身のドリームガール、ジェニファー・ハドソンが、シカゴ美術館のモダンアート・コレクションを代表するエドワード・ホッパー「ナイトホークス」を舞台に、自分の目標に向かって日々頑張っている無名のシンガーたちと一緒に夢を語る。どこのベストテンにも入ってないしあんまり話題にならなかったけれど、結構いいと思うんだよなぁ。シカゴへの個人的な贔屓目かしら。



↓ こちらは「America the Beautiful」を各国言語で歌うニクい演出のコカコーラ。米国発の国際企業が世界の平和を謳う。どんな民族もどんな言葉もみな美しいのだ。



↓ そして自動車キアの「Perfect Gateway」 ジェームズ・ボンド役のピアーズ・ブロスナンが007次回作の説明を受ける。雪道をキアで走って行く道中各所で、激しいアクションが待ち受けているというお決まりの筋書きに反して、今回のシークレット・ミッションは、アクションも何もない静かな休日。その通り! ムダな戦闘はいらないよ。誰もが平和で静かな休日を望んでいるのだ。



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