シカゴ歴史博物館

興味はあったのだけれど、なぜか今まで一度も訪れたことのなかったシカゴ歴史博物館。独立記念日のイベントに際してイリノイ州住民は入場無料とあって、ちょこっと覗いてみたら、意外や意外、かなり楽しい。シカゴの教育や街の発展に貢献したロシア系ユダヤ人Pritzker一家（ハイアットホテル創業一族、シカゴ大学医学部設立）にまつわる話。シカゴ大火やコロンビア博覧会。Crate&Barrel、Quaker Oats、Sears、Mongomery Wards、Marshal Fieldsなど、数々のシカゴ発祥の会社の歴史。シカゴならではのスポーツやジャズに関する展示。アル・カポネ。商品取引所の歴史など、盛りだくさんで見応えたっぷり。そしてここの連休に封切りという「The Great Chicago Adventure」という25分のフィルムも、1871年のシカゴ大火から2008年のオバマ大統領の大統領選勝利宣言スピーチまで、シカゴの歴史を簡潔にわかりやすくまとめていて勉強になる。クラークストリートに面したガラス張りの明るいカフェも居心地のいい空間なのだ。

レトロな看板やクラシックカーで飾られたエントランスホールには、
古き良きポップなアメリカがある

常設展の「Chicago Crossroads of America」
シカゴの歴史がいっぱい詰まって見応えたっぷり

CTAの高架電車第１号と当時の駅を再現した実物大のモデルもある

屋外にはアメリカ第16代大統領リンカーンの像。
イリノイ選出のこの偉人は、イリノイにあってはもう神である