Saturday, July 25, 2015

「フィールド・オブ・ドリームス」

今まで人生の中で観た数多くの映画のうち、最も好きな作品のひとつ「フィールド・オブ・ドリームス」 80年代後半の若き日のケビン・コスナーが、夢と希望、父と子の絆、そして大好きな野球への思いを演じる心温まるファンタジー映画。その撮影のために実際にコーン畑の中に作られた野球場が、公開から26年たった今も残っている。シカゴからクルマで西に約3時間半、州境のミシシッピ川を越えアイオワ州に入って15分ほどのところにあるDyersville。広大なコーン畑がどこまでも続くのどかな風景の中に、野球場が突如として現れる。今でも年間6万5千人が訪れるというアイオワ州第2の観光地だそうだ。っていうか、アイオワ州って他になぁんにもないけどね。26年前の映画にも地元の人がエキストラとしてたくさん出演したそうだけれど、このムービーサイトも運営は地元のボランティアの人たち。トウモロコシが豊かに背を伸ばした夏真っ盛りのこの週末、地元の人か観光客か、多くの人がこののどかな景色の中でのどかに野球を楽しんでいた。「If you build it, they will come」という劇中のセリフ通り、この野球場がステキな町興しとなったわけだ。もう何度となく観た映画だけれど、今回ももう1回復習した。ぜひ映画を観てから訪れたい場所なのだ。

コーン畑から幽霊たちが出て来る映画の中の重要なシーン。
www.desmoinesregister.comより
コーン畑の中の1本道に突如現れるサイン
映画の中でケビン・コスナー一家が住んでいる家も残されている。
実際、映画の前にはランシングさんという
この土地の農夫一家の家だったそうだ
こんな野球場でプレーできるなんて、「夢」のようですね
「Is this heaven?」「No, it's Iowa」
まさにアイオワ。大いなる田舎のど真ん中

映画の中で何度も出て来る観客席もそのまま
そしてお土産物やさん。
このムービーサイトの維持と運営に、
映画会社は1銭も援助してないそうだけれど、逆にサイトは
ユニバーサル映画に商品のライセンス料を払っているんだって。

No comments:

Post a Comment