Wednesday, July 22, 2015

高架下

ウチのすぐ近くを走るシカゴ名物の高架電車エル。その高架下を庭として私物化している住人がいる。線路を支える天井からカラフルな旗とビーズをいくつもぶら下げて装飾し、普通はゴミだらけになってしまう高架下の地面の芝生もきれいに手入れされている。パラソルを広げテーブルクロスを敷いたガーデン家具や、カウチも置いてある。とてもリラックスできる空間には見えるけれど、10分おきに頭上を通るオンボロ電車のものすごい騒音と、線路との摩擦で降ってくる火花ってどうなんだろう。枕木と枕木の間は空が見えるくらいスカスカだし。ワタシなど、走っている電車の下には一秒たりともいたくないけれど、これも愛するシカゴの風物詩のひとつと思えば、心中してもいいのかも。


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