Thursday, July 9, 2015

キンキー・ブーツ

楽しみにしていたブロードウェー・ミュージカル「キンキー・ブーツ」を観に行った。イギリスの田舎町にある倒産寸前の老舗靴工場が、経営を立て直すための最後のアイデアとして、ドラッグクイーン向けのブーツを作ることで起死回生を図るという物語。全体的にドタバタな感じは否めなかったけれど、大好きシンディ・ローパーが全曲作詞作曲を担当した音楽は圧巻。彼女らしい80年代調のメロディアスでポップな楽曲には自然にカラダが反応してしまうし、切々としたバラードには心が揺さぶられる。そして何が素晴らしいって、ドラッグクィーン・ローラの歌とダンス。よく見ないと男性とはわからない、おみ足のきれ〜いな取り巻きエンジェルズのダンスも迫力。細〜いハイヒールをはいたままステージでバク転しちゃう神業には、アメリカ・ショービジネスの役者さんたちの果てしない底力を感じるのだ。カラフルな大団円がブロードウェイらしい明るいミュージカル。全編通して生き生きと素晴らしい楽曲の演出の数々は、さすがシンディー・ローパー。やっぱり大好き!




No comments:

Post a Comment