ワタシの住むシカゴのあるイリノイ州とお隣りのアイオワ州は、ミシシッピ川を挟んで東西に分かれる。ミシシッピに面してアイオワ側の州境に位置するのが、デビューク市。ミシシッピ以西の入植の拠点となったアイオワ最古の街であり、またミシシッピ川の交通の要所として、その後の産業発展にも貢献したということで、アメリカ史を語る上では欠かせない街のひとつなんだそう。現在は、廃業した河畔の古い倉庫街が歴史的建造物として残され、再開発によって文化施設やきれいな公園ができている。平坦な中西部にしては珍しく、市街地の背部に緩やかな丘陵が広がり、丘の上に作られた住宅街から眺めるかわいい街並みとミシシッピは絶景。よっこいしょ、よっこいしょと斜面を登る築100年を超えるケーブルカーがカワイイ街なのだ。
豊かな水を湛える壮大なミシシッピ川。この川を下っていけば ニューオーリンズを通ってメキシコ湾に続く |
デビューク市の中心にある時計塔 |
街の中央にあるケーブルカーの駅。 ものすご〜くローテック |
8人乗りの木製のケーブルカーは築100年を超える。 今や観光にしか使われていないのだろうけれど、 かつては丘の上の住宅街とダウンタウンを繫ぐ 重要な交通機関だったに違いない |
丘の上からデビュークのカワイイ街並みとミシシッピ川、 そしてイリノイ側が見渡せる。お天気が良くて、い〜い眺め! |
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