Monday, October 26, 2015

Chevron

ずっと工事中だったディバーシィ・ハーバーに展望台が完成し、新しい彫刻が登場した。John Henryという現代彫刻家の「Chevron」と題した作品。風車のようにも帆船のマストにようにも見えるこの巨大な青いオブジェは、リンカーンパークに暮らすお金持ちの私物だそうで、もともとは自宅の庭にあったものが、住宅街の景観を妨害するとする近隣住民の訴えにより撤去を余儀なくされ、ここに落ち着いたのだそう。作品のシャープなブルーの線が、視界の開けたレイクフロントの広場にぜいたくに配置され、湖上からもレイクフロント・トレイルからもいい目印になり、新しい住処での評判はまずまずのよう。「Chevron」さんにとってもより多くの人に見てもらえる場所にあるほうが幸せだしね。このインスタレーションは、シカゴ市の主催するアート・イベント「Chicago Sculpture Exhibit」の一環で、ローン期間は1年と限られているそうだけれど、できればもっと長くいて欲しい。ジョギングの途中で眺めることのできるパブリック・アートは、たくさんあるほうが楽しいのだ。

まるでこのためにデザインしたみたいに、
完成したばかりのハーバーの展望台にぴったりフィット
青空にキーンとそびえて、遠くからもよく見える
角度によっては違った表情
ダウンタウンをバックにしても良い感じ
「Chicago Sculpture Exhibit」の一環で、
On Saleでもあるそうですよ。
お求めの際は、ご近所の同意もお忘れなく

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