Sunday, October 28, 2012

CSO + Art Institute

シカゴ・シンフォニー・オーケストラシカゴ美術館のステキなコラボは「オーディオ・ビジュアル」と名付けられたChamber Music Series。第1回目の今日は、東洋のインスピレーションがテーマ。「オーディオ」にあたる部分は、ゴージャスなティファニー・ステンドグラスの天井がある美術館小ホールで、シンフォニーのメンバーによる室内楽コンサート。マレーの詩の形態から構成を真似たというラヴェルのピアノ・トリオとフォーレのピアノ・カルテットは、日曜の午後にぴったりの肩のはらないクラシックだ。「ビジュアル」にあたる部分は、美術館のジャパン・ギャラリーにて学芸員のガイドによる広重や北斎の鑑賞と、日本の木版画に魅せられそれらを大量に所有していたフランク・ロイド・ライトに関するミニレクチャー。この音楽と絵画をいっぺんに楽しめるお得なイベントは、毎回テーマを変えて来年5月まで5回に渡って行われる。2回目以降もとっても楽しみだ。

コンサート中は撮影できないので、これは始まる前のステージ
天井のステンドグラスが豪奢な美術館のFullerton Hall

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