Saturday, March 23, 2013

Earth Hour

3月の第4土曜日は恒例Earth Hour。2007年、オーストラリア・シドニーで220万人が参加して始まった、World Wildlife Fundの地球温暖化防止キャンペーンの一環であるこのイベント、今では世界の7000を超える市町村が参加する国際規模に発展した。世界中の人々が、同じ日の午後8時30分から9時30分まで、電気を消すというアクションを通じて、地球温暖化のスピードを緩め、地球の環境を守ろう、という思いを示す。さまざまな国の現地時間に合わせて、消灯が東から順にぐるっと地球を1周するという、とってもステキなイベントなのだ。地球の温暖化問題は、電力消費を減らすだけで回避されるような単純なものではないということは、誰でももちろん知ってはいるけれど、それでもこの1時間、世界の人たちと気持をひとつにして、さまざまな災害の被災地に想いを馳せるいい機会になるんじゃないかな。たまには部屋の電気を消してロウソクの下で時を過ごすというのも、なかなかロマンチックなものですよ。

シカゴのパーマーハウス・ヒルトンでは、その歴史ある重厚なロビーを消灯し、1200本のキャンドルの明かりでジャズコンサート。参加者には蛍光色のネックレスと暗闇で光る氷を浮かべたカクテルが振る舞われたそうだ。ロビー・バーではこの日の売り上げの50%がWWFに寄付されるそう。

Photo by Alex V. Hernandez (pilfered from Torch)

わたくしは、例によってキャンドル・ライト・ヨガでEarth Hourを過ごした。表通りの喧噪がウソのような、心落ち着くひとときでした!

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