シカゴでワタシの最もお気に入りの本屋さん、ブロードウェイの
Unabridged Bookstore。コーヒーショップを併設しているような大型チェーン書店とはひと味違って、ローカルショップのユニークなセンスが感じられて嬉しい。幅広くセンスのいい書籍のセレクションと、手描きの書評やディスプレイが心なごむお店だ。売り場面積は広くないけれど、慎重に選ばれた商品の並ぶ書棚からは、お店の人の本への愛情が伝わってくる。こういうお店だからこそ働いてるの、みたいな誇りと活気でみなぎっている感じの店員さんたちもかっこいい。古くからの定番ベストセラーを揃えた絵本コーナーはギフトを選ぶのにぴったりだし、地階のフロア全部を使ったトラベル・セクションも必見。もちろん場所柄、LGBTモノも充実。便利なキンドルやe-bookについつい流れる昨今ではあるけれど、紙の匂いとテクスチャー、手に持った時のほどよい重さってやっぱり本ならでは。こういう本屋さんは続いて欲しいなぁ。ちなみに、「Unabridged」とは、書籍や辞典などが「省略のない完全な」という意味。つまり完全無欠の本屋さんなのだ。
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通りがかると必ず立ち寄っちゃう本屋さん |
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手描きの書評や推薦文がこんな風に棚のあちこちに |
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村上春樹さんはここでも人気ですね |
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ガイドブックや写真集がずらりと並んだ圧巻のトラベルコーナーは地階 |
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