Monday, March 24, 2014

脱線、マジで!?

朝からたまげる。ダウンタウンとオヘア国際空港を結ぶシカゴ市営交通CTAのブルーラインが、終点の空港駅でオーバーラン&クラッシュ。電車がホーム行き止まりの壁を乗り越え、正面の改札口に向かうエスカレーターにまで乗り上げているショッキングな写真が、どか〜んと新聞やニュースを賑わす。21世紀のアメリカの話か、これは!? この空港駅は、CTAの数ある駅の中で2番目に乗降客が多い駅。幸い事故の起きた午前3時はもっとも利用客が少ない時間で、軽傷の怪我人が数人出ただけという最小限の被害ですんだけれど、これがラッシュアワーだったらと思うとぞっとする。そしてラインは違うけれど、ワタシの毎日の通勤電車でもあるんですよ、このCTAは。原因はどうやら運転手の居眠りらしいということで、電車がそういう緊急事態に陥った時に働くはずの自動制御システムも働かなかったらしい、というか、そういうシステムをこの電車が使っていたかも怪しいって話だ。従業員の健康管理や就業状況なんかも今後の捜査では問題になるかもしれない。次の電車まで2分待つか45分待つかも予測できないし、最近では最新の発券システムであるはずだった例のVentraの導入にも十分苦しめられたけれど、それでもどういうわけか、頼れないけど憎めないっていうタイプのCTA。シカゴカブスと似てるのね。愛される市民の足であり続けるためにも、安全性の管理はしっかりやって欲しいですよね。

Huffpost Chicagoより
AP Photo/NBC Chicago, Kenneth Webster
シカゴ・トリビューンより
Coutesy of Milka Overton, March 24, 2014

No comments:

Post a Comment