「シャンゼリゼ商店街」という別名を持つ原宿表参道のクリスマス・イルミネーションは、このシャンゼリゼをモデルにしたとかしないとか、シャンゼリゼはクリスマス・イルミネーションの元祖らしい。コンコルド広場からシャンゼリゼに続く大通りの舗道は、この時期たくさんの屋台が並ぶクリスマス・ビレッジ。ドイツのクリスマス市を模したシカゴの
クリストキンドル・マーケットを毎年楽しんでいるワタシだけれど、今年は負けました。シカゴのクリストキンドルなんて、ここに比べたら子どもだましみたいなもんだわ! なるほど、こういうのがヨーロッパの大規模なクリスマスなのね。今年は11月の同時多発テロを受けた厳戒態勢の中、このクリスマス・ビレッジやイルミネーションを中止にするかもとの話も飛び交っていたけれど、パリはそんなことに負けてはいない。華やかなイルミネーションがきらめく中、みんな幸せそうに寄り添って、クリスマスイブの繁華街を楽しんでいる。けれどその陰には、予期せぬ悲しいクリスマスになってしまった人がくさんいることも忘れてはいけない。家族や恋人や友人と楽しく過ごす当たり前の小さな幸せを、一瞬にして奪ってしまう無差別な暴力。そんなものがこの世界からすべてなくなるように願う今年のパリでのクリスマス。
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凱旋門に向けて真っ直ぐに伸びるシャンゼリゼ大通りの
まばゆいイルミネーション |
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反対側、コンコルド広場側は、こちらもまばゆい観覧車 |
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カルティエの本店は、ビルが丸ごとギフトボックスに |
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この色は言わずと知れたティファニー |
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