Thursday, December 17, 2015

科学産業博物館の鉄道模型

Museum of Science and Industry(シカゴ科学産業博物館)の中に、総面積330㎡全長426メートル、アメリカ最大と言われる鉄道模型がある。子どもの頃に鉄道少女じゃなかったし、特に乗り物が好きってわけでもないワタシだけれど、この模型には惹きつけられる。精巧に再現されたシカゴの街並みの中を走る高架鉄道や、郊外列車。シカゴを出発した長距離列車が、中西部の平原から牧草地を抜け、トンネルや橋を通り山を越え、西海岸のシアトルの港に到着するまで、途中の田舎町の産業や人々の暮らしまでもが、ストーリー性を持って語りかけてくる。所々にボタンがあって、押すと木が倒れたり、港のクレーンが動いて荷物をコンテナに載せたりするなど、楽しい仕掛けも満載。こんなの作れたら楽しいだるなぁ….って、いったいどんだけ時間がかかるでしょう! 楽しそうに見入っているのは基本的にオトナ。鉄道マニアじゃなくたって、飽きずにずっと眺めていたい、楽しい展示なのだ。




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