Sunday, July 14, 2013

そしてマチュピチュ

Sun Gateからは緩い下りを20分ほど歩くと、マチュピチュに隣合うWatchman's Hutというテラスにたどり着く。ここからの眺めが、いわゆるクラシックなマチュピチュの絵ハガキの眺め。ここで満足の行くまで写真を撮ったり、4日間のトレイルの途中で立ち寄った様々な遺跡でエドウィンから学んだインカの知識をみんなで復習して、全員揃っていざマチュピチュの遺跡内へ入場。

Watchman’s Hutからのクラシックなマチュピチュ全景
とうとう来たね! みんなで記念撮影
リャマちゃんも登場

この後3時間かけて、遺跡内を見学。全部はとても見きれないので、広大な遺跡群の中から太陽の神殿や3つの窓の神殿、生贄の儀式が行われたとされる場所など、重要なポイントを絞ってエドウィンにレクチャーしてもらう。神殿や宮殿の集まる中心地と市街地、上から下まで延々と続く段々畑と整備された灌漑システムやストレージ等々、それにしても広大な空中都市だ。そしてどこまでも石、石、石。こんなにたくさんの石をいったいどうやって運んで、どうしてこんなに精密な都市設計が出来たのだろう。そして、500年以上が過ぎた今もこの保存状態の良さって、もう奇跡じゃない?

太陽の神殿
神殿内部
石を積み上げた壁もここまで保存状態が良いとは驚き
南十字星を象る石は方角を表す
インティワナタと呼ばれる日時計
生け贄の儀式が行われたとされる台座
市街地跡
住居跡
石切の作業場とされる辺りには大きな石がごろごろ

それにしてもマチュピチュはやっぱり世界の観光地。麓の街アグアス・カリエンテからは何台も何台もバスが鈴なりになって上がって来ては、観光客を吐き出して行く。その昔、人々が延々とトレイルを歩いてこのインカの聖なる首都を目指したように、今では観光客がこの世界遺産の聖地目指して続々と詰めかけるのだ。

訪れる観光客は毎日3000人だそう

インカ・トレイルを4日かけて歩いたおかげで、マチュピチュだけに留まらない、インカの遺跡のスケールの大きさを実感した。マチュピチュに着いた時には3日間お風呂に入っていないボロボロのワタシたちではあったけれど、その分より深くインカの旅人の気持ちに近づけたかもしれないね。今晩はホテルです。あぁ、シャワーが気持ちいいぞ!

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