Friday, July 12, 2013

インカ・トレイル・Day 2

4日間のトレッキングで一番ハードな日である。午前7時、全員で円陣を組み、真ん中で手を重ねてお互いの健闘を祈り合いスタート。たった1日一緒に過ごしただけなのにもうすっかり打ち解けて、ひとつのグループとしてしっかりとしたまとまりが出来ている。こういうところ、アメリカ人って(イギリス人も)ホントにいいなと思う。

今日は、お互いそれぞれのペースで進む。何たって標高4200メートル、このトレッキング最大の山場を踏破するのだからね。キャンプ地を出て山頂に続く石畳と石段の1本道をひたすら登り続ける。ゆっくりゆっくり、一歩一歩。途中のコカ茶休憩をはさんで3時間ほどで山頂へ。この峰は女の人が横たわっているように見えることから、Dead Woman’s Passと呼ばれる。やっとのことで山頂にたどり着くと、先に到着している仲間が拍手喝采で迎えてくれて、振り返って登って来た道を見下ろすとちょっぴり涙。

最初はこんな感じの石の階段をひたすら上る
中腹でおやつとコカ茶の休憩
シェフがその場で作ってくれたあったかいポップコーンが最高にうまい!
休憩後もひたすら登る
時々は休憩もする
4200メートルの頂上へ到達。
振り返ると、こんなところをず〜っと上ってきたよ
先に登頂した仲間があとから来る仲間を拍手で出迎え
全員が無事登頂。4200メートルの山頂にて

ここからは今夜のキャンプ地、標高3600メートルのPacamayoに向けて一気に降下。ずーっと続く石階段は、下りといってもそれはそれでキツい。上りが心肺に来るのに対して、下りは足に来るのである。キャンプ地に到着したのはだいたい午後の2時半頃で、グループによっては夕方5時6時くらいまでかかってしまうこともあるそうなので、ワタシたちはなかなか優秀でしたね。この日はキャンプ地に到着してからのランチとなったけれど、ワタシは軽い頭痛がして、あまり食べられなかった。ガイドのエドウィンによれば、空気の薄さに疲れが加わって、頭痛が起こるのはノーマルなこと、だから休めば治るよとのことで、ランチ後アドヴィルを飲んで夕方までしっかり昼寝をしたら、ディナーの頃には頭痛もなくなり、ご飯もちゃんと食べることができた。それでも足の疲れはなかなかとれず、見れば周りじゅうみんなヘンな歩き方。みなさん今日は、お疲れさまでした!

登ったと思ったら今度は降りる
こんな感じの階段をひたすら降りる
石段も石畳もみんな500年以上前のインカ道。
95%以上はオリジナルだというからスゴい

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