思えばリスボンについて、何の予備知識も持たずに来てしまったなぁ。こんなエレベーター、初めて見ましたよ。バイシャ地区の真ん中に突然にょきっと立っている。そしてこれは、「低い」地域のバイシャから「高い」地域のバイロ・アルトへの、れっきとした交通手段なのである。外から見るとわかりにくいけれど、2つの箱が上下を行ったり来たりしている。もちろん地下鉄と同じ切符を使って乗車賃を払う。乗箱賃? 鉄を組んだレトロなエレベーターは1902年の建築で、設計はパリのエッフェル塔を造った建築士だというから、さらにビックリ。ワタクシ、完全にリスボン甘く見てました。もちろん観光客にも大人気で、てっぺんには展望台もあり、シーズン中は長い行列が出来るということ。地下鉄と同じように普段の交通に使っている人には、観光客の行列は迷惑な話だろうけれど。
街中ににょき、何かと思うよ |
クラシックな手動のドア |
レトロな内部。 つやつやした木製の壁に床はアズレージョ |
展望台からリスボンの街並み |
エレベーターを降りて、この連絡橋を渡ると、 「高い」地域バイロ・アルト |
夜景もなかなか、ぎょっとします |
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